チケットを求めて。ベルリナーレ第2弾。
2010年 02月 10日
チケットを求めてまたポツダマープラッツのアルカーデンへ。
今日も本を片手に並んでいたら、
前回チケットが買えなかった例のお父さんも発見。
お互い今日もだね!がんばろうね〜と挨拶。
今日はついに息子の映画のチケット発売日だし
今日は友達二人を連れてきたから6枚買えるよ!とにっこり。
嬉しそうな笑顔に私も嬉しくなる。
今日の私の前の人はデュッセルドルフから映画祭のため
はるばるベルリンに来たという男性でベルリナーレ初めてとのこと。
後ろは50代ぐらいのおばさま。
Wordか何かできちんと観たい映画情報をプリントアウトして
手に持っていました。
お二人ともチケット購入は初めての様で
やはり3日前、一人2枚ルールについてはご存じない。
今回もパンフレットを片手に一通り基本情報を伝授。
並んでいる間にもどんどん映画チケット状況には赤マーク(売切れ)が。
デュッセルドルフの彼が希望している映画は全て売り切れてしまったらしく
急いで他の映画を探すことに。
持っているパンフレットや映画雑誌などを彼に手渡す。
2時間近く一緒に並んでいると、不思議な連帯感が生まれます。
今回私は2つのドキュメンタリー映画(イスラエル・アメリカ)と
イタリア映画のチケットを購入。
チケットがあってよかった。
旦那さんも一緒に行ける日とあってどれも同じ日。
3本だて。ちょっと頑張りすぎたかな。。
アメリカ映画以外はそれぞれヘブライ語、イタリア語に英語字幕。
頭が痛くなりそう。。
例のお父さんは、無事チケット購入できたかな
・・・・
「窓口に行ったら売り切れてたよ〜。。。」
え!?!?
「発売開始5分で売り切れだってさ。。。」
ううう。
信じられない。でもチケット売り状況には出てなかったの?赤マークついてた?
「よく分からないけど、情報出てなかった。。」
2時間並んで窓口でやっと分かるだなんてつらすぎる。
ふう。結局観に行くのは、ぼく一人になってしまったよ。。と
さびしそうにつぶやいても
最後は前回と同じようにさわやかに「ぜひ楽しんでね!」と笑顔で去っていかれました。
私もやるせない気持ちでいっぱい。
その話を聞いた夫もすごく悲しい気持ちになっていました。
ベルリナーレおそるべし。