プラハ・市民会館(スメタナホール)。
2010年 11月 16日
カフェにつづいて、今回はプラハ市民会館。
プラハの春という音楽祭の会場としても有名です。
館内にあるスメタナホールは、 プラハで最も大きいコンサートホールとのこと。
アールヌーヴォー様式で素晴らしい装飾という話は聞いていたので
ぜひ中を見学したいと思っていました。
夜のコンサートはお値段が張るので迷っていたところ、
日中市民会館のガイドツアーがあることを発見し
ツアーの方に参加してきました。
外観から細かな装飾がされています。ファサード。
ステンドグラスになっています。色遣いも雰囲気たっぷり。
正面入口を入ったチケット売り場。チケットボックスもおしゃれ。
シャンデリア(照明)一つにいたるまで素敵です。
エレベーター。階段の手すり。どれも装飾的で豪華。
メインのスメタナホール。
ドアのデザインも素敵。
ドアノブ。
廊下のライト。
暖房設備にも装飾豊かなカバーがされていました。
お部屋も照明・家具・ドア・壁紙に至るまでデザインの統一性があり
素敵に演出されています。
市長の間。こちらはアルフォンス・ミュシャが手がけた部屋。
ライト、壁画、家具、ステンドグラスなど全てのデザインが
ミュシャによるものです。
ミュシャ好きの人にとってはたまらないお部屋です。
全ての壁画、天井画にはテーマがあり、チェコの偉人や伝説に関するもの。
愛国心溢れるミュシャはなんと報酬なしでこの仕事を引き受けたとのこと。
ライトの上の像もまさしくミュシャらしい女性像。
ステンドグラスも独特のデザインと色使い。
部屋を仕切るカーテンのデザインもミュシャによるもの。
細かな刺繍には驚きます。
こちらはまた別のお部屋。
ホール。
地下のカフェと照明。
スメタナホールだけでなく館内をしっかりたっぷり見学できるツアーでした。
装飾豊かな館内は本当に見応えたっぷり。おすすめです!
ガイドの説明は英語ですが日本語での説明資料があります。
(大人CZK 270。館内の写真撮影は別途費用がかかります。)
館内の最上階ではミュシャ展が開催されていました(別途)。
展示室はそんなに広くはないですが、有名な作品とその下絵などが展示されています。
ミュシャ好きの方にはそちらもおすすめです。