Deutsche Oper ローエングリン
2010年 02月 09日
Deutsche Oper(ドイツ・オペラ・ベルリン)でローエングリンを見てきました。
今週はワーグナー週間というワーグナーのオペラばかり上演される週です。
作品の規模が大きい(オーケストラや合唱団など)ので上演する方も大変。
ワーグナー作品ばかりを短期間でたくさん観ることができるのは贅沢です。
このローエングリンは去年も一度見たことがあるプロダクションでしたが
今回はWagner Wocheということもあってキャストも豪華。
この時期に合わせてベルリンに来ている人も沢山いて
ほとんどの作品のチケットは売り切れ。ワーグナー人気はすごいです。
今日は他の日に比べて、まだ空席が残っていて当日券がでましたが
約1800席あるベルリン一大きなオペラ座の客席が
みごとにうまっていました。
Deutsche Oper Berlinは東西の壁が出来てから
西ベルリンに新しく作られたオペラハウス。
それまであったStaatsoper unter den Linden(州立歌劇場)と Komische Oper Berlin(コーミッシェ・オーパー・ベルリン)の二つの国立オペラ座が両方とも東側になってしまったからです。
というのもあってかなり近代的な作り。
イスも快適だし、客席もちゃんと斜めになっているので見やすいです。
今日のホールはこの通り。
人の多さにびっくり。
こちらはバー。比較的まだすいてます。
Deutsche Oper隣には関係者用カフェテリアがあります。
どこの劇場にも関係者用のカフェテリア・食堂があるのですが
ここは一般のお客さんも入って食事をすることができます。
(ゲスト料金と関係者料金が設定されてます)
公演前や休憩中などオーケストラの人や歌手が
衣装やメイクをつけたまま、普通に食事をしていたりします。
バレエが上演される時も同様。
バレリーナがチュチュ姿(足を冷やさない様のレッグウォーマーなども着用)でお茶を飲んでたりします。
同じ空間にきちんとしたレストランスペースもあるので
料理も結構おいしいです。
私たちはMilch Kaffeeとケーキを食べました。
私のはオレンジ入りチーズケーキ(けして食べかけではありません)
旦那さんはココナッツバニラチョコレートケーキ
ワーグナー作品は長いので甘い物を食べたりコーヒーを飲んだり
事前の準備が欠かせません。
今日は2回の休憩を入れて公演時間、4時間30分。